1年で17キロ痩せられる?!ダイエット手記①

健康

 ダイエットに成功したんです。自分でも驚くほどすんなりと。もちろん途中は苦労もありましたが、結果的に一発で成功しました。一発で成功したので自分としても驚いています。具体的に驚いた点は以下の通りです。

・最適なやり方でやればきちんと体重が落ちるということに驚いた。
自分のような意志の弱い人間でも、やればできるということに驚いた
やってみれば習慣化されてそこまで苦しくなくなるということに驚いた

 せっかく成功したので、そのプロセスをまとめてみました。体重やダイエットで悩んでいる人は多くいるのでその人たちの助けになればいいなと思っています。

1年で17キロのダイエットに成功した

2020年11月1日時点で体重が94キロ

 ちょっと前までの自分はこう書けば分かるはずかしボディでした。身長180㎝あるのでめちゃくちゃ太ってるわけではないけれど、決して健康的とはいえない、そんな感じでした。安い体組成計を買って計ってみたらBMI28で体脂肪28。数値的には肥満といって差し支えない範囲ですが、ダイエットの必要までは感じていませんでした。というのもサッカーやフットサルが趣味なので、普通に走れていたし、特に病気もせず健康な生活を送れていたからです。

 好きなものを好きなだけ食べていたし、好きなものを好きなだけ飲んでも気になりませんでした。体質的にアルコールは飲めないのが肥満ストッパーになっていたかもしれません。1年に1回の健康診断で、少し体重落としましょうか?と言われていましたが、その直後はダイエットしなきゃなぁと思いつつもその帰り道にカツカレーを食べて帰るような人間でした。そんな私が、突然ダイエットを決意したのですが、実はコロナ禍が関係しています。

ある医者からのメッセージ

 2020年11月頃Twitterを見ていると、お医者さんのこのようなツイートが目に飛び込んできました。

「これから感染者数は増え続け、病院にかかれなくなる時が来ます。今のうちに生活習慣を見直して、お酒を控えて、たばこを辞めて、太っている人は体重を落とした方がいいですよ」

 たしかこんな感じのツイートだったと思います。私はこのツイートを見た瞬間になぜか痩せることを決意しました。人間が何かを始める時にドラマティックなことがあると思うと大間違いです。なにがスイッチを押すかは誰にも当人にも分かりません。

 もう一つ理由を加えるとするなら、周りの人がコロナ太りしたことを口揃えて言っていたこともあります。「私は3キロ」だの「私は5キロ」だの、中には「私は8キロ」という猛者もいました。皆外出を控えていたり、テレワークで運動不足だったので、皆総じて体重増加傾向だったのです。その時天邪鬼な私はこう思いました。

コロナが明けてみんなと対面して、みんなが太っている中自分だけ痩せてたらこれはおもしろいな」

2021年11月1日には体重は77キロ BMI24 体脂肪24

 1年後の結果がこれです。けして細ーくなったわけではないですが、普通体形の方々に仲間入りできました。17キロ痩せられたのです。17キロと言えばあなた、17キロですよ。成功と言って良いはずです。前置きが長くなりましたが、本題に入りましょう。 ダイエットに関心を持っている人、これから痩せたい人にとって助けになるように自分のダイエット体験を語りながらポイントを提唱していきたいと思います。私の体験が皆様の参考になれば嬉しい限りです。

僕が提唱するダイエット成功への道

 やれ食事を変えましょう。運動をしましょう、といきがちですが、まずは座りましょう。大切なのは準備です。何事も準備は大切です。体の前に頭を使います。いったん落ち着いて、ダイエットに必須のステップを確認しましょう。

1 まず現状を正しく認識する
2 体を動かしたり、方法を実行する前にまず情報を集める
3 自分に合った方法を見つける
4 その方法を実行するためにはどうしたらよいかを考える
5 ダイエットを実行する

1 「現状を正しく認識する」

 僕が思うに「あなた本当に痩せる必要がありますか?」ということをまずよく考えてほしいです。私の前で「太ったから痩せたい」と事ある毎にいう女性がいたのですが、もう何度見ても「絶対痩せる必要はないよな」と思ってしまうような方でした。正直に「痩せる必要ないじゃん」と言うのですが、必ずそういう人は「でも体重は増えた」とか「服着ると分からないけどお腹がやばい」と言ってくるものです。

 ですがみなさん、考えてください。体重が増加しようがお腹がやばいと感じようが、周りからそう見えてなければそれでいいのではないでしょうか?アスリートやモデルとかその要素が生き死にに直結するとかでない限り、大して太っていないなら無理して痩せる必要などないと思います。自分の理想体重を勝手に設定しての太ったとか痩せたとかには意味はありません。

 仲のいい、率直に意見を言ってくれる友達に薄着の姿を見せて「私太ったと思う?」と聞いて「太った」と言われたら少し瘦せればいいし、「変わらない」と言われればまったく痩せる必要はないのです。そして痩せる必要が無いなら無理してダイエットをする必要はありません。

 メディアの印象操作で、細い人の方がより人気者でうらやましがられる、というような気がしていますが、あれは特別な人たちなのです。我々の日常の世界にあんな人はいないし、あの人たちはあの人たちなりに維持するのに苦労してるはずなんです。必要の無い人はその時間や労力を内面磨きに使った方がはるかに良いと言えるでしょう。ですが僕みたいに数値上明らかに痩せる必要がある人や、どうしても痩せたい人は2番目のステップに移行してください。

2 情報を集める

 ダイエットに関する情報は溢れかえっています。本、雑誌、インターネットの記事や動画などであきれるほど沢山あります。多くの人の関心がある分野だし、何より美容はお金儲けにもなるのであらゆる情報が乱れ打ち状態でしょう。そのすべての真偽をチェックすることなどできないので、せめてその中から価値ある情報を選ぶ必要があります。ダイエットだけでなくメディアリテラシー力を高めなければなりません。

 うさんくさい情報を信じ込んですぐに行動に移して時間とお金を無駄にしてはならんのです。だからまず僕はYouTubeのダイエット動画をひたすら見まくりました。いろんな人のダイエット動画を見まくりました。ただひたすら見ました。ちゃんとした専門家もいるし、あらゆる角度から興味深くダイエットを解説してくれる動画は確かにあることが分かりました。

 その結果、主観ではあるものの信頼できそうな動画を幾つか見つけてそれを基本軸に据えることができたのです。断っておきたい点ですが、一つのYouTubeにこだわることはしませんでした。インフルエンサーよりも内容やまとめ方が、整理されていて、実践可能なものを選別しました。僕が参考にした動画をいくつか紹介します。

この人の動画は1本が10分程度でサクッと見れるので助かります。声もとても良くて聞きやすく、とんでもなくイケメンなのですごく好印象。短期間のダイエットでなく長期的に痩せて、1年後の健康を提唱していて本当にバランスが取れていると思います。提案はしてくれるが過度な断定はしないのもポイントが高いですね。
皆さんご存じなかやまきんに君の動画です。彼の素晴らしい人となりがにじみ出ています。自分は相当ストイックにやっているのに他人には優しいのが嬉しいですね。内容のバランスも見事。彼の成功はこれ以上ないほど証明されているのにも関わらず、謙虚な姿勢が見てて安心するし、上から目線ではなく他の同業者へのリスペクトすら感じられます。難点はたまに挟まれるギャグが面白すぎて本論に集中できないことがあること。

 「知ってるわ」「もう見たわ」「有名どころじゃないか」という声が聞こえそうですが、それは申し訳ない。だって見やすかったんだもの。でもこっちはこれからどう考えても大変なミッションを開始するわけだからせめて見やすくて優しい人に導いていただきたいものです。これ以外にもたくさん良いチャンネルはあると思うし、いろいろご意見はおありだと思いますが僕はこの二つのチャンネルを軸に痩せられたので、この動画チャンネルの情報は役に立つと思ってもらって差し支えありません。

 この2つのチャンネルにたどり着く前に、それ以外にもたくさんダイエットに関する動画を見ましたが、たくさん見ると共通点のようなものが見えてきます。いろいろ言ってくれてはいるものの最大公約数のようなものがあることが分かります。

・流行りの物、楽して痩せるは疑った方がいい
・やっぱり食事制限は必要
・やっぱり運動も必要で有酸素と筋トレを取り入れる 
・過度な糖質制限などは避けて食事はバランスよくきちんと食べる

 結局やっぱり最後はまるっとこれみたいです。そしてこれができないからはずかしボディなわけで。つまりこれをやるのがダイエットだということがはっきりしました。ではこれを踏まえて3番目に行ってみましょう。(続く)

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