1年で17キロ痩せられる!?ダイエット手記④

健康
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5 ダイエットを実行する 中期編

イベント時の誘惑に耐える

 とにかく最初は難しいことを考えずに運動と食事制限を進めていきます。さすがの私でも1か月ぐらいは続きます。ジムにもお金を払っていますからね。最初の1か月は新鮮さもありますし、そんなに苦ではありませんでした。あっという間の1か月でした。

 さて一月後の12/1の体重は90.5キロでした。一月でだいたい3キロぐらい落ちました。

すごいですね。

 私は毎日朝一番に体重計に乗るのですが毎日ぐんぐん落ちていく体重が気分を高めてくれました。3キロ減ると自分の中でもほんの少しだけ体感がありました。少しですよ。もちろん職場の人などは誰も気づきません。94の人が90になって誰が気づくでしょうか?

 しかし挑戦は始まったばかりです。

 まずは最初の難関、年末年始です年末年始といえば言わずもがな「暴飲暴食」です。仕事も休み、気も緩み、ひたすらに食べ物を無制限で取り入れるマシンと化す悪魔の期間です。「実家」というと無制限に食べ物があるあの空間にいると人の食欲抑制装置は確実に破壊されます。

 ところが幸いというか不幸というか2020~2021の年末年始はコロナウイルスの蔓延で外食や帰省ができませんでした。不要な外出はしませんでしたのでこれが大変助かりました。年末年始ではあっても家で映画など見ながらおとなしくしていました。つまりいつもと同じような食生活で過ごすことができました。助かりました。私は大晦日も元旦も朝からジムに行き筋トレに励みました。1/1の朝7時にジムに行きましたが、元旦の朝7時でもジム活をしている人は確かにいるのです。

 一心不乱に筋トレをしているお兄さん、お姉さんと無言で励ましあいます。言葉こそ交わしませんがそこには一体感があります。言葉こそ交わしませんが確かに「あんた最高だぜ!」とお互い言っていたと思います。

 年末年始はダイエットに重要な要素である「自己肯定」つまり「お母さん、ぼくがんばってるよ!」というマインドにべろべろに酔うことができます。世間の人が酒に飲まれて、不摂生の限りを尽くしているであろうという時に私は運動しているのです。なんということでしょう。なんと精神力の強い人間なのでしょう。と強引に自分を鼓舞してそれをエネルギーにして推進力にしていきます。

 2021年1月1日の体重は88.2キロでした。2か月で6キロの減量ということになります。久々の80キロ代にテンションが上がりまくります。このままガンガンいくぜ、とブーストをかけたいとこですが。。。

フリーウェイト ~飽きてくる時期も乗り切る~

 当たり前ですが2か月過ぎたあたりから少ししんどくなってきます。そんなに簡単にはいきません。まず筋トレですが初期はいまいち効果が感じられませんので続けていると少し飽きてきます。

 それで私は筋トレをマシンでのトレーニングに追加してダンベルなどを使用するフリーウェイトを取り入れました。フリーウェイトのエリアはさらに筋トレの玄人が集まっている感じがします。最初は少し気が引けましたが思い切って飛び込みました。もともとジムには慣れていますのでエリアが変われるだけですので数回行けば周りは気にならなくなります。

 マシンとフリーウェイトではどう効果が違ってくるのか?なぜ効果的なのか?きんに君が説明してくれているのでその動画を参考にしました。ダンベルやバーベルを使うと鍛える部位だけでなくダンベルやバーベルを支えるために他の多くの場所もそれを支えるためにしっかり鍛えられるそうです。

 マシンは動きがコントロールされていますがダンベルはふらつきますので同じ負荷(重さ)でも全然勝手が違います。フリーウェイトの方が筋肉により効果的に効いている気がしました。トレーニング後の筋肉の張りも一味違います。マニアではありませんのでそれが何を意味するかは詳しくは分かりませんが信じて進むのみです。このように筋トレにもアレンジを加えて、飽きないようにするのは大事だと思います。

 筋トレの効果を高めるためにもプロテインなども取り入れるようになりました。筋トレしてプロテインを飲めばもう立派なダイエッターです。プロテインについてはまた別で書きたいと思います。

フリーウェイト ーレッグラウンジを取り入れるー

 動画をいろいろ見ていると、「レッグラウンジ」というトレーニングが体脂肪を減らすのに効果的と多くの方が言っています。大変効果的であると言っています。そんな声が聞こえてきます。太っている人は脂肪を燃やすことが最優先らしく、このレッグラウンジというものはかなり脂肪を燃やしてくれるそうです。それならとりあえずやってみようということでレッグラウンジを取り入れました。フロントとバックを1日交代で30回3セットを目安に行います。

 このように効果があるもので、すぐにできるものは取り入れるフットワークの軽さも必要だと思います。なんでもやりまくればいいとは思いませんがとりあえず過激なことでなければ試してみる価値はあります。一貫して言っていることですが体質やライフスタイルは人それぞれですので何をすれば効果が出るかは人によると思います。

 効果が早く出る人もいれば効果が鈍い人もいると思います。レッグラウンジは少しの時間でできることですし、費用も掛かりませんのでこれを見ている人もやってみる価値は本当にあると思います。このレッグラウンジはやっていくうちにぐんぐん足が細くなったので女性には本気でおススメできます。

オートミール ー食事制限の改善ー

 新しい年から食事制限にもアレンジを加えました。私のダイエット体験の中で最も大きな役割を担ったと思われる「オートミール」を取り入れました。3食の食事の1食の中の白ご飯やパンの代わりにオートミールを食べました。オートミールは味の好き嫌いがありますので、万人が取り入れられるものではないかもしれませんがこの味が気にならない方にとっては大きな武器になると思います。

 何より安価ですので試しやすいです。ただカロリーが低いだけでなく栄養バランスも優れていて便秘にも効果があるとか。スーパー食品じゃないですか。一食の白ご飯をオートミールに置き換えるなら150kcalーぐらい減らせます。それを30日続ければ4500kcalですから置き換えるだけで1か月間に単純計算500から700グラム程度落とすことができます。1キロ痩せるのに7000kcalと言われていますので。これに運動の消費カロリーが加わればもっと効果はグンと上がります。ですからこれはやらない手はありません。

 私のオートミール活動、オト活は朝食をオートミールと生卵と納豆混ぜ。昼はオートミールとふりかけを持っていきご飯の代わりにして低カロリーのおかずをスーパーで買って食べていました。ご飯を炊くのは時間がかかりますがオートミールはレンチンでできるので私のようにずぼらな人間でもできます。このオト活も気軽に始めることができて苦しくないので良いアクションだと思います。

6か月間の成果 ~成果が人に気づかれる~

 このようにフリーウェイト、レッグラウンジ、オートミールというダイエット三種の神器でアレンジを加えてダイエットに刺激を与えていきました。これらを行うことにより私のダイエットは確実にスピードが上がっていったと思います。効果的な選択ができたのだと思います。

 その結果は

2021年(2か月目)1/1 88.0 スタートから6キロ
2021年(3か月目)2/1 87.0 スタートから7キロ
2021年(4か月目)3/1 86.0 スタートから8キロ
2021年(5か月目)4/1 84.0 スタートから10キロ
2021年(6か月目)5/1 81.0 スタートから13キロ

なっていきます。改めて連続で見ると我ながらすごいですね。こんなにストンといくとは自分でも驚きです。これは本当に継続がなせる業です。特別なことをしたというよりはもう本当にとにかくあきらめずにやり続けることこそが重要だと思います。フリーウェイト、レッグラウンジ、オートミールというダイエット三種の神器は本当にお勧めだと感じています。

 4か月目の8キロ痩せたとこあたりから確かな実感があります。仕事をしているときに、階段を上っている時に「あれ、なんだか体が軽いんでないかい??」と感じるようになりました。

「楽だ」とまでは感じませんが確かに軽さを感じます。思わずぴょんぴょん跳ねたくなる気分になります。ウエストも細くなりました。図ってはいませんがズボンは余裕ができ、Yシャツの首元はスペースが大きくなり、パツパツだったYシャツやジャケットの胸やお腹に大きなスペースができてきました。ダイエットして良かったとこはまた別でまとめたいと思います。

周りの人が私が痩せたことに気づくのは4か月を過ぎてからでした。だいたい10キロ前後でしょうか。というのもコロナで人と会わなかったことに加えて、ダイエットをスタートさせたのが11月だったので11月から4月ぐらいまではダウンジャケットや、厚手の服を着ていたので分かりにくいというのがあると思います。5月ぐらいで薄着になってきたときにチラホラ言われ始めました。こういうことを考えると「夏のために痩せる」という言葉がありますがそのためには冬から始めるのは最善だと思います。

筋トレも3か月を過ぎて自分の中で体が「がっちりしてきたかな」と感じていました。お腹のお肉があきらかに減ってきたとは思いますが筋肉が着いたかどうかは正直よく分かりませんでした。ところが6か月を過ぎたころ、筋トレが他人に気づかれるようになるとされるまさにその時期に会社の女性に「○○さん体が締まりましたね」と言われました。これはすごく嬉しかったです。「痩せましたね」でなく「締まりましたね」は嬉しかったです。

 痩せると言ってもただ痩せればいいわけではないと思います。どうせ痩せるなら健康的なほうがいいですし、ヒョロっと貧相に見えるのではなくグッと締まった感じで痩せたほうがいいと思います。その点で言うなら筋トレは本当に重要だと思います。動画で言われていた通り周りに気付かれるには6か月かかりますが確かに気づかれるようにはなります。やはりどうしても継続こそ成功への道のようです。

このようにまとめると成功していてすべてが順調と思うかもしれませんが毎日毎日の中では当然困難や葛藤や難しさがありました。すべてが順調なわけではありません。そういうのを乗り越える必要があります。それについてはまた別の「後期編」で書きたいと思います。

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