今回は続きからです。
3.自分に合った方法をみつける
糖質制限は本当に効率がよいのか
てっとりばやく痩せるためには糖質制限がいいとよく言われます。大人気コンテンツです。どの動画を見ても糖質制限は良い効果があると伝えています。ですがその副作用でリバウンドも懸念されています。糖質制限で体重を落としてもずっとそれを続けることはできないことが多いということです。
まあ、当たり前ですよね。この先ずっと糖質を制限するなんて無理ゲーです。太っては痩せてを繰り返すとどんどん痩せにくくなるそうなのでそれだけは避けたいです。それになんといっても糖質は、麵とかお米ってとってもとっても美味しいじゃないですか。あれを我慢するなんて相当な精神力が必要ですよ。米がうまい、うどんが安い、ラーメンも美味しい、お好み焼きは大阪のソウルフード、こんな国で糖質制限を続けている人はすごいと思います。
以前ずっと糖質制限をしている私の友人と食事に行きました。友人と私は唐揚げ定食を頼んだのですが友人は店員に「ご飯はいらないです」と伝えていました。本当に驚きました。その隣で息をするように「ご飯大盛りで」といった私からすれば友人はもはや「糖質制限の鬼」です。私には絶対にできない。それに唐揚げとご飯が一緒に食べられない人生なんて、何の価値があるというのでしょうか。
糖質制限をあきらめる
それにせっかくダイエットをやるとしたらただ体重を落とすだけでなく体をグッと引き締めたいというのもありました。
さらにマジの話をすれば私の場合仕事が肉体労働で体力を使うためにやはり糖質は必要であり糖質制限でのダイエットは完全にあきらめました。
このように自分のライフスタイルや性格をしっかり考慮して計画して、自分には無理だと思うことをあえてする必要はないと思います。
私はスタンダードな方法、運動と食事でダイエットに挑みました。では次のステップです。
4.その方法を実行するためにはどうしたら良いかを考える
筋トレと有酸素運動のバランス
運動は筋トレと有酸素運動をバランスよく行うことです。これを自分はどうすれば行えるかを考えます。ライフスタイルも人それぞれ違いますので自分ならどうすれば運動できるかが大事です。
筋トレは自重では限界があるので器具や施設が必要になります。もちろん自重でもある程度は可能だと思いますが、効率を上げるためにはもう少し助けが要ります。自宅のスペースがあれば少し投資して自分の部屋をゆりやんのようにジムにして筋トレに打ち込むことができると素敵ですね。そうすれば雨の日も風の日も筋トレを行えます。
経済的にも初期投資のみですむのでこれが一番良いかもと思いますが、が、もし仮にダイエットを途中で辞めてしまった場合、志半ばで断念した場合、自分はその残った器具を見て何を思うでしょうか?家族はそのことをどう感じるでしょうか?その器具をメルカリに出品する姿を考えただけで精神がえぐられそうです。私のように自分に甘い人間は絶えず「途中であきらめてしまうこと」も想定しておきます。
ジムに通う
私は近所の24時間ジムに入会することにしました。この当たり前の決定にも私の強烈なまでに無意味な自意識が働いています。
まずジムに行くためには月会費が必要です。だいたい7000~8000円です。薄給取りの人間にはけして安くはありません。8000円あれば大好きな映画を4回見れます。レイトショーなら6回ぐらい見ることができます。8000円あれば焼肉もお寿司も食べることができます。その額を、その快楽に充てれるであろう渾身の額を、ダイエットに充てるのだという、並々ならぬ思いを自分に課していることになります。いわゆるハイリスクというやつです。
もしこれでジムにあまり行かなければ私は毎月8000円をドブに捨てることになります。そんな愚かなことは絶対に避けるべきです。絶対に。私はお金を払うという行為で自分を鼓舞させました。こういう精神論も大事です。もちろん高給取りの人からすれば8000円は大した額ではないのでこのような論理はまったく通用しないと思います。
恥ずかしいという自意識と向き合う
ジムには行きたい、ジムで効果的に筋トレしたい、けどこんなだらしない体のど素人がジムに行くのは気まずいという問題があります(ありますよね)。ジムにいるであろうエグザイルのような日焼けした小さなブランドポーチを持った筋トレに関しても意識高い系の人たちと一緒にやるのはとても恥ずかしいという問題です。別に誰も私のことなんか見てないし私なんかに興味ないのは分かっているのですがそれでもやはり自意識というのは面倒です。
それで24時間営業のジムにして人が少ない時間にひっそりと筋トレを行うことを選択しました。これは感染症対策にもなりました。早朝などは貸し切り状態でだれにも気兼ねせずのびのびと筋トレできます。ちなみに24時間ジムには様々な人が利用していてエグザイルのような人はあまりいませんでした。
注意点として最初の入会の時にしっかりインストラクターからジムやマシンの使い方を聞いておくことをお勧めします。器具の使用方法や正しいフォームはYouTubeにもたくさん上がっていますが実際に対面で聞いて教えてもらう方が間違いないと思います。これはとても大事です。間違った方法で筋トレすると効果が薄くなったり、ひどい場合は怪我しますからね。
有酸素運動はどうする
有酸素運動ですが動画によると20分以上すると効果があるそうです。それで私は通勤を自転車から徒歩に変えることにより有酸素運動としました。会社まで距離3キロで徒歩にして35分でしたのでちょうどいい運動となりました。週5日往復にするとかなり良い運動です。さすがにダイエットしようがしよまいが大人として出社するのを辞めるわけにはいかないのでこれは続けることができました。
このようにどうしても行わなければならないことや、普段当たり前のようにやっていることをダイエットに置き換えるのはとても良い方法です。毎日の生活を送りながら同時にダイエットできるという考え方は重要です。仕事の行き帰りを運動にすることで、給料ももらえて、体重も減るならすばらしいではないかというマインドを持ちましょう。もちろんジムのマシンで歩くとか一駅遠いところを利用して歩くとかでも素晴らしいと思います。
食事のコントロール
次の難関です。人によってはこれが一番難しいのではないでしょうか?食べるのが大好きな人にとっては食事のコントロールは大きな難関です。大前提として好きなものを好きなだけ食べて痩せるというのはどう考えても無理です。そのなれの果てで今太っているわけですからその現実は辛いですが直視しましょう。
太っているという状態にはもちろん、いろいろな要因がると思いますが基本的には1日の摂取カロリーが消費カロリーよりも多いことが原因です。ですから摂取カロリーを抑えるか、カロリーを運動で燃やして消費して対応するかになります。食べるのが大好きな人は好きなものを好きなだけ食べて運動でカロリーを調整したいと思うかもしれません。私も安直にそう思いました。当初は食べることは絶対に辞めない、という強い意志がありました。
ですがいろいろな動画を見てみると残念ながら運動で消費できるカロリーなんざ本当にたかが知れてるんです。一所懸命走っても歩いても、筋トレに励んでも消費カロリーはたかが知れています。本当に。悲しくなります。もちろん無意味ではありませんよ。ですが食事制限は間違いなく効果ありです。
具体的にはケーキを300kcalとしてこれを運動で消費しようとするとウォーキング1時間程度と考えていいと思います。大まかな計算と考え方ですが、けっこう長めの1時間のウォーキングがケーキ1つ食べてゼロになるのは幾らなんでも割に合わなすぎます。もちろんケーキが美味しいことに異論はありません。ウォーキングが好きな人それでもはいいと思います。ですが私はケーキを控えることを選びました。
ここで食事を抜くとか、一食を何か(リンゴやきゅうり)に置き換えるというのはあまりよろしくないようです。とにかくどの動画でも言われるのですが成功の鍵は過激なことをせずに「バランスよく腹八分で食べる」ということです。ちなみにこれがなかなかどうしてけっこう難しいです。
私は間食しないかわりに食事はバランス良く腹八分でたべるということを選択しました。でもこれは私のやり方で、どうしても間食にケーキなど甘いものを食べたい人は食事の量を少しコントロールすればいいと思います。
このように私は、自分のライフスタイルに加えて自分の自意識の高さと意志の弱さをしっかりと考慮した上であまりストレスにならないように入念に計画しました。
さあやっと、ついにいよいよ実践です。次に続く



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